完売しました
現在、国内で販売されているインプラントシステムは、それぞれのシステムがあたかもすべてのインプラント臨床に有効であるかのようなプロモーションを展開している。その結果、システム間にどのような違いがあり、その違いがどのような治療結果を導くのかということを客観的に判断できる情報は少ない。また、メーカーサイドの情報は自社システムのメリットを説明していることが多く、インプラント治療の本来の存在意義でもある患者に与えることのできる全人的な恩恵については学ぶことができない。
本書は、インプラント治療を応用した全人的な歯科医療を理解していただくためのシリーズ刊行第一弾である。どのインプラントシステムにも偏ることなく、それぞれの症例の内容から考慮したインプラントシステムの選択基準や応用方法、治療計画・治療手順などの原理原則として身につけていただき、今後随時発刊する予定のクリニカル インプラント デンティストリー シリーズ「高齢者に求められるインプラント治療」「抜歯即時埋入インプラント編」「上顎へのアプローチ編」「ベーシックテクニックとトラブルシューティング編」を実践するための基礎となる書である。