インプラントジャーナル IMPLANT JOURNAL 30号
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- 国際A4判
特集
- ZAC(頬骨歯槽稜)の解剖学「臨床編」-Sinusにおける新生骨形成を誘導するために- [ 渡辺 孝夫+高橋 常男 ]
- ZACとは、頬骨歯槽稜の欧文名であるzygomatico - alveolar - crestの頭文字をつないだものである。 筆者らは、このZACを基準にしてZACラインおよびZACポイントを定義し、臨床的ランドマークとして活用している。ZACラインとは、頬骨歯槽稜の稜頂を結んだ線で、上顎骨頬骨突起下縁から上顎第一大臼歯に向う骨稜の頂上を走向するラインである。また、ZACポイントとはZACラインの起点であり、上顎骨の頬骨突起基部において上方にカーブした最高点であり、頬骨上顎縫合部よりやや上顎骨寄りにある。
本稿では、これらZACラインおよびZACポイントが、実際のインプラント臨床においてどのように活用されるのかを報告したい。
内容
- ステオプッシング法による新しいソケットリフトの術式 -臨床応用編- [ 水口 稔之 ]
- 審美ゾーンにおけるインプラント治療のストラテジー -エクスターナルVSインターナル- [ 金城 清一郎 ]
- Staged Approachによるブレードインプラントの除去とFixture Install [ 小池 宏忠+多田 信之+川原 大 ]
- インプラント治療と患者のQOL -患者インタビューから考察する- [ 鷲谷 一晴 ]
- 予防医療ステーションとしての歯科医院への提案-予防歯科から全身予防歯科へ-
- 他