インプラントジャーナル IMPLANT JOURNAL 38号

価格
4,180円(本体3,800円+税10%)
体裁
国際A4判

特集

歯科医療に必要な上顎洞病変の基礎知識 [ 桝屋順一 ]
上顎洞に病変を有した患者に対する治療は、耳鼻科領域だけの処置では対処できないのではないかと感じており、歯が原因となっているような症例を早期に解決するためにも、歯科と耳鼻科領域は情報交換を活発にするべきだと思われる。また、上顎洞に病変を有する患者への上顎洞底挙上術の応用基準についても、具体的には定義されていないのが現実である。本稿で示したように、原因を特定し、その原因を排除することによって上顎洞病変は早期に回復傾向を示すことが示唆された。それだけに、今後は耳鼻科領域と歯科領域とのより一層の連携が必要であると考える。 (本文抜粋)

内容

  • 上顎洞底挙上術におけるCGF(Concentrated Growth Factors)の応用 ― The Use of Concentrated Growth Factors (CGF) for Sinus Augmentation
    [ Dong-Seok Sohn+ Jee-Won Moon+ Yong-Suk Moon+ Jun-Sub Park+ Heui-Seung Jung ]
  • フランジキャップによる垂直的GBR -砂時計型グラフトの提案
    [ 水口 稔之 ]
  • 切削骨片を最大限に利用したソケットリフトの新しい術式 -新開発専用ドリルとHA コーティングインプラントを使用したMaxillary sinus floor elevation-
    [ 鳥羽修平 ]
  • 初めて経験したインプラントによる大規模な口腔再建 -治療計画から補綴治療までを行って認識したこと
    [ 澤田純子 ]
  • All-on-4 Concept 第2回:All-on-4の診査・診断・手術前準備
    [ 木村智憲+風間大介+下尾嘉昭 ]
  • CertainR PREVAILR Implantを応用した抜歯窩周囲骨の保存と審美性の維持
    [ Roberto Cocchetto MD, DDS ]
  • 社団法人日本口腔インプラント学会・専門医・認証医取得ガイド
    [ 星野清興 ]
  • Mac OS用DICOMデータ解析ソフト「OsiriX」の実力 その7「ThickSlab機能を活用する」
    [ 高村宗俊 ]